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どの色を選ぶか、部屋の用途やインテリア、好みによって色の傾向はさまざま。
どの色にするか迷った時は、壁に色見本の候補を貼り、何日か眺めながら生活すると良いかもしれません。
色のイメージがよくつかめ、色を決める時間が短くなるはずです。
日中の光と、夜の電灯の光の下とでは、反射の仕方が違うため、色の見え方が変わります。一日を通して色の違いを感じ、納得した色に絞り込むと良いです。
ガイナの色見本はこちら。 |
A
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最初に壁のほこりなどをきれいに掃除しましょう。
塗らない所や床や壁にペンキがつかないように覆いをかぶせるマスキング(養生)をします。養生の必須アイテムのマスキングテープを、ペイントしない境目の部分に丁寧に張っていきます。
マスキングテープを張る時は、手でしごくようにしてすき間ができないように、ぴったりと張ると上手に貼れます。すき間があるとペンキが入り込んでしまうので要注意です。
床や周りの壁にペンキが飛び散るのを防ぐのがマスカーというテープ付きのビニールシート。マスキングテープの上にマスカーで養生すれば、周囲にペンキがつくのを気にしなくいですみます。
壁のコンセント部分も同じようにマスキングテープで覆います。
細かい準備をすることで、仕上がりがきれいです。めんどくさがらずマスキングテープとマスカーで養生をしたらペイント準備OK。
ペンキを入れるローラーバケツ、塗るためのローラーとハンドル、刷毛を準備します。もちろん塗る面積分のペンキも用意してください。
ちなみに、ペンキの量の目安は、6畳の部屋の壁(天井除く)全面に対して3,7リットル(ガロン缶1缶)くらいです。
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B
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ペンキをバケツに入れます。塗料が多すぎるとネットが使いにくいので少なめにした方が良いでしょう。(バケツの高さの3分の1くらい)
使用後に洗うのが面倒なら、半透明の内カバーを使うと便利です。(内カバーも何回かは洗って再使用出来ます。)
ネットはローラーやブラシをしごいて、含ませたペンキを塗りやすい量に調整するものです。ローラーの場合は、ペンキを少しつけてはネット上でしごいてください。
これを繰り返して少しずつペンキを全体に含ませると上手く塗れます。
刷毛にペンキをつけるときは、根元までつけないで、刷毛の長さの下半分につけるのがコツです。
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C


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ペイントはまず、刷毛で隅や端を塗ることからスタートです。マスキングテープを張った境目、天井との境目、ローラーでは塗れない壁のコーナーを塗っていきましょう。コンセントの周りやクーラーの周りなどの細かい部分も小回りのきく刷毛で埋るように丁寧に塗ります。
ナイロン100%の毛で出来た水性塗料用の刷毛でじゅうぶんです。動物の毛で作られている溶剤塗料用の刷毛を使うと、毛が水分を含んでゴワゴワになってしまう事があります。
塗料に適した刷毛を選択することは、作業性と綺麗な仕上がりのために非常に重要な事です。
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D

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壁の広い面はローラーで一気に塗ります。塗り始めは下から上、その後は上下に動かし、左右に移動しながら全面を塗ります。
30分程経ったら仕上げを同様に塗ります。
塗膜の厚さや風通し、季節によって乾く時間(30分〜4時間)は異なります。
一回目を塗った後の乾き具合を確認してから2回目を塗ります。
養生をしたら、午前中に1回塗りを完了させ昼休み中に乾燥させて、午後から2回目を塗る、という流れでペイントすれば部屋4面全部でも、一日で完成します。 ただし、この目安は、家の中が綺麗に片付いていることが前提です。
最後にペンキが完全に乾く前に、マスキングテープやマスカーを剥がします。
完全に乾いてからだと、ペンキも一緒に剥がれる恐れがありますので注意が必要です。 |